201907|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
  • 2019年7月(1)
  • 2019年7月(2)
札幌はまるで防湿庫の中にいるようです。
湿度が低いって
なんと素晴らしいことなんでしょう。
有名な佐藤水産のグルメおにぎり。お米は
旭川永山産の「ほしのゆめ」が使われています。
具材は筋子とあきあじのミックスです。
  • 2019年7月(3)
函館産の活イカを札幌でいただきました。
透き通るようなイカは美味しいですが、
漁師の皆さんは続く不漁に悩まされています。
     ※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。
今年も札幌に行ってきました!                   19/7/17
 こんにちは、阿部秀之です。東京の長雨に嫌気がさして札幌へ行ってきました。この時期に札幌へ
行くのは毎年恒例ですが、今年ほど札幌の湿度の低さを素晴らしいと思ったことはありません。まるで街中が防湿庫の中に入っているみたいです。

 札幌でも夏は気温が30℃を超えるようになりました。20年以上前は、夏でも30℃を超えるようなことはありませんでした。これは温暖化の影響だと思います。それでも湿度が低いと日影はひんやりします。逆に気温が23℃程度でも湿度が高いと蒸し暑く感じます。大切なのは湿度なのです。カビも同じです。気温が低ければカビは生えにくくなりますが、冷蔵庫に入れたパンもカビを防ぐことはできません。湿度が低ければカビは生えないのです。改めて東洋リビングのオートドライの有難さを実感しています。

 さて、温暖化は問題には違いませんが、北海道では予期せぬ恩恵もあります。それは稲作です。
北海道の米というと以前はボソボソしてイマイチ、冷めると特に不味いと言われていました。それが
品種改良と温暖化の影響も手伝って、今はとても美味しくなったのです。生産量も日本国内で1位2位を争うようになりました。札幌市内や新千歳空港には、北海道産のご飯を売りものにしたおにぎり屋さん、お弁当屋さんも多くあります。米が美味しくなると、日本酒も美味しくなります。私はこちらも嬉しいです。

 増えるものがある一方、減るものもあります。この時期に気になるのは、函館のイカ漁の減少です。もう何年もの間、不漁が続いています。水揚げの量も少ないのですが、形も小さいのです。函館には
お刺身にした後もイカの足が動く活イカを求めて旅行に来る人も多いのですが、ウニ並みの高価さに
あきらめる観光客も多いと聞きます。以前のような豊漁になることを願っています。

 大先輩の写真家、山岸伸先生が毎回ゲストを迎え、写真の魅力を熱くトークする映像コンテンツ。
山岸伸「世界の光の中で」というネット配信番組があります。動画は毎月第1・第3月曜日配信です。1回目の7月1日に続き、2回目も7月15日アップされました。ぜひともご覧ください。
http://www.fmsounds.jp/yamagishi/

 関東の梅雨明けはもう直前と予想されています。早く青空が見たいものです。では、また来月!

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