201811|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
  • 2018年11月(1)
乗船したMSCスプレンディダ号です。4月に
ドバイから私が乗った船がドバイへ帰るので
最初の寄港地の上海まで乗せてもらったのです。
  • 2018年11月(2)
  • 2018年11月(3)
蘇州の街。
ここは観光された一角ですが、すぐ近くには
昔ながらの暮らしをしている人達も大勢います。
早朝、撮影でお会いした老婆。
川で洗濯は昔話でなく、
蘇州では今でも普通に行われているのです。
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豪華客船で撮影ツアーに行ってきました!             18/11/20
 こんにちは、阿部秀之です!ひさびさに撮影ツアーに同行してきました。ツアータイトルは「阿部秀之 & 熊切大輔と行く、フォトジェニック大型豪華客船 『洋上写真祭』 と、水郷・蘇州の情景」です。横浜から客船に乗って、朝から晩まで撮影三昧。豪華な船内は普段なかなか見られないような異空間ですから、飽きることはありません。しかも、美しいモデルも同行しています。上海に着いてからは蘇州へ移動。帰る日の早朝まで撮影という、盛り沢山のツアーでした。企画段階から参加者に「もう充分です」といわれるような充実し過ぎるくらいの撮影ツアーをしたいと考えていたのです。参加者も疲れたと思いますが、講師もモデルも相当にハードなツアーになりました。

 上海は仕事でも旅行でも行っていますが、蘇州は初めてでした。蘇州というと私などは李香蘭(山口淑子)さんの蘇州夜曲が思い出されますが1940年ぐらいの歌なので知らない方も多いと思います。その蘇州夜曲の歌詞に「水の蘇州の 花散る春を 惜しむか 柳がすすり泣く」という一節があります。蘇州に行ってわかったのですが、まさにベネチア並みの水路があり、その水路は今も人々の生活に密着していました。蘇州には鉄道駅も地下鉄もあり、近代化も進んでいます。でも、水路の片隅で洗濯をしている老婆がいました。近代化とは別にひっそりと残されている暮らしがあるのです。次回は古い街の味わいを撮影したいと思っています。

 そう思った矢先に、中国のホテルの清掃があまりにも劣悪だというニュースを見ました。自分たちの泊っていたホテルはどうだったのだろうと気になりました。この原稿を書いていたら、日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕のニュースが飛び込んできました。最後まで激動の平成30年ですね。
札幌では遅れていた初雪がようやく降ったそうです。となると、日本列島は西高東低の冬型の気圧配置になります。関東は晴れの日が続くでしょう。嫌なニュースは忘れて、気分も晴れ晴れといきたいものです。では、また来月!

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