201801|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
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旧岩崎家住宅
三菱、岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルの設計です。
明治29年に完成しました。
和館大広間の生け花には
ロウバイが用いられていました。
奥の富士山の絵は、
橋本雅邦(はしもとがほう)の作だそうです。
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お正月はいかがお過ごしでしたか?                 18/1/18
 こんにちは、阿部秀之です。正月だと浮かれていたら1月も半ばを過ぎました。遅ればせながら、
今年もどうぞよろしくお願いします。今の時期、カメラ&写真用品関係者の頭の中は、CP+のことでいっぱいです。今年は3月1日(木)からの4日間です。この分だとアッという間に1ヶ月前になってしまいます。CP+のステージで講演するには、新製品で写真を撮るのはもちろん、資料作りもしないとならないので準備に時間がかかります。ステージに登壇するのはカッコイイですが、裏側はなかなか大変なのです。

 CP+用の写真撮影といえば、昨年の今頃はハワイ、一昨年はプーケット、その前は沖縄に行っていました。寒い中、CP+にご来場いただいた方に暖かさのある写真をと思うと、南の島に行くのが定番になっていたのです。でも、10年以上もそうしていたら、少し飽きてきてしまったような気になりました。それで今年は、ごく普通に身の回りの出来事を撮っています。1月に旅行をしようと思うと、年末年始も返上でバタバタと忙しく働かないとなりませんが、今年は人並みにはゆっくりしました。豊川稲荷に初詣に行き、その足で湯島にある旧岩崎邸庭園を訪ねました。

 旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん)は、東京都台東区池之端1丁目にある都立庭園です。三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物と、その庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されています。素晴らしい建物なので普段から気が向くと訪ねています。
年末には門松やお正月用の祝い花などの準備が始まります。門松は出来上がったものを運んでくるのではなく、職人さんがその場で作っていく本格的なものです。お正月の花は、邸内の何カ所にも飾られてあり、ウメ、センリョウ、ボケなど鮮やかです。写真は和館大広間のロウバイです。ほのかに甘い香りが漂っていました。

 旧岩崎邸庭園は、基本的には内部の撮影が可能ですが、来場者が多く混んでいる日には撮影禁止になることもあります。撮影が目的で訪ねるのなら、事前に確認するといいですね。下にHPのアドレスを記しておきます。では、また来月!

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html

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