プロカメラマン阿部先生のアドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル

梅雨とビリヤニ

26/5/18

札幌のビリヤニ

札幌でよく行くお店のビリヤニです。お店の人は日本人
ですが、研究熱心ですごく美味しいビリヤニを出して
くれます。ご飯に味がついたところと白いところが
あるのがプロの技です。

ベトナムのビリヤニ

ベトナムで食べたビリヤニです。お店の人はインド人のようでした。海外では素焼きの壺に入って出てくるのが一般的です。山盛りになっているので、お皿によそうときにどうしてもパラパラとこぼれてしまいます。

パキスタン産ビリヤニの素

左はパキスタン産のビリヤニの素です。マトン、フィッシュ、ベジタブルなど数種類あります。今回はラム肉、玉ネギ、ニンジン、トマト、ショウガ、ニンニク、ヨーグルトなどを混ぜました。右はバスマティライス。
炊くというよりも煮るというイメージです。

手作りしたビリヤニ

手作りしたビリヤニです。
お肉がゴロゴロ入っているのはお店以上だと思います。
ビリヤニの素がちょっと多くて思ったよりも
辛くなりました。また次回に頑張ります。




こんにちは、阿部秀之です。

前々から感じてはいましたが、季節の進行がとんでもなく早くなっていますね。桜もアッという間に咲いちゃいました。まだ先だと思っていた梅雨入りは、奄美が平年よりも9日早く5月3日に、沖縄は6日早く5月4日。奄美が沖縄より早く梅雨入りしたのは2019年以来7年ぶりだそうです。来週後半ぐらいからは本州も梅雨の走りで天候が不順になるらしいです。

おっと、みなさん。梅雨対策はもう済みましたか。まだ先だと思っていると梅雨真っただ中になりますよ。オートクリーンドライのご準備はお早めに。梅雨が終わっても日本は北海道の一部を除くと湿度が高いです。カビ知らずの夏をお過ごしください。

暑くなるのも早いですね。昨日5月17日は日本中で暑かったです。日本列島が高気圧に覆われた影響です。気象庁によると、全国914地点のうち200地点で30℃以上の真夏日となりました。東京都心でも30、2℃と今年初の真夏日でした。気象庁によると、広島県安芸太田町で34、8℃。大分県日田市で34、3℃。甲府市で32、5℃などを記録したそうです。

こう暑くなると冷たいものがほしくなりますね。アイスクリームとカキ氷は最強です。でも冷房の効いた部屋で辛いものをバクバク食べるのもいいですよね。私のおススメはカレーです。カレーといっても普通のカレーでなくビリヤニです。

ビリヤニは、インド、バングラデシュ、パキスタンなどで食べられる炊き込みご飯です。バスマティライスという長粒種のインディカ米を使います。バスマティライスは炊いたときの独特の芳香が魅力です。スパイスで味付けした肉、魚、卵、野菜などを米と合わせて炊いていきます。ビリヤニは、スペインのパエリア、日本の松茸ご飯と、世界三大炊き込みご飯とも言われています。

日本では6〜7年前から流行ってきていると思います。特に最近は、若者を中心に爆発的なブームを巻き起こしています。コンビニで有名店とのコラボ商品が販売されるようになりました。大きな町ならおそらく外国の方が経営しているカレー屋さんがあると思います。日本人はカレーすなわちインドだと思っているので、すべてインド人だと思いがちですが、カレー屋さんはバングラデシュやパキスタンの人も多いです。以前はサフランライスとナンがメインでしたが、今ではビリヤニを出す店が増えました。

私はビリヤニが大好きで、東京にいるときも地方に出張に行ったときも、もちろん海外でもよく食べています。日本では大きな鍋で作ったものをプレートに盛って出されることが多いですが、海外だと2人用の壺みたいなもので炊いてそのまま出されることが多いです。

あちこちでビリヤニを食べているうちに、自分で作ってみたいと思うようになりました。ネットで検索してみると、ビリヤニの素、バスマティライス、どちらも簡単に入手できることがわかりました。当然のようにバングラデシュ、パキスタンからの輸入ものでパッケージに何が書いてあるのかまったくわかりません。以前なら途方に暮れるところですが、Google翻訳を使えばスマホのカメラを向けるだけで、書かれている内容をリアルタイムで翻訳できます。便利になったものです。

しかし、1回目は失敗でした。バスマティライスは、普通の米と同じように炊飯器で炊けるとネットの検索では出ていたのですが、これがダメでした。炊飯器は炊き上げるまでに時間がかかるので、お米に火が入り過ぎました。炊くというよりも煮ると思ったほうがいいのかもしれません。2回以降はパエリアのように平たい鍋で煮たところ、パラパラと少し硬めで丁度よい感じに仕上がりました。

ビリヤニの素は炒めた玉ねぎやニンジンなどと混ぜてペースト状にします。これも1回目は多く入れ過ぎて味が濃くなってしました。壮絶に辛かったです。1袋を3回に分けて使うくらいでいいようです。こうして2回目で上手くいきました。お肉は骨付きのマトンを使いました。骨付きは出汁が出るのでしょう。風味が良いように思います。

ペースト状になったビリヤニの素は、米を煮るときに最初から入れるのか、途中で入れるのか思案中です。お店のビリヤニは、味がしっかり着いたところと、白いままのところがムラのようになっていることが多いです。この方がいろいろな味が楽しめるように思います。前回は早い段階で入れてしまったので全体に味がついてしまいました。

お店でビリヤニを頼むと1人前1,000〜1,500円ほどです。自分で作る方がずっと高くつきます。でも、ほんのささいなことでも仕上がりには大きな差が出るのが面白いです。趣味とはこういうものですね。

今年の夏はさらに暑くなりそうです。ゲリラ雷雨も頻繁に起こるでしょう。気が付けばフリーランスになって今年で40年。暑さも荷物の重さもこたえるようになってきました。無理をせずに自分が楽しい時間を過ごしたいと思います。ビリヤニ作りもそのひとつです。

次回は梅雨明けしたぐらいでしょうか。寒暖差の大きい日もあると思います。ご自愛ください。それでは、また!

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