202008|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
  • 2020年8月(1)
  • 2020年8月(2)
母鳥の羽に隠れるようにやすむ2羽のヒナ。
初めて見つけたときは5羽ほどいたのだけど、
1週間ほどで2羽に減ってしまった。
1週間ほどでたくましく育ってきた。
世間に興味津々。動きも早くなってきた。
でもまだカラスに狙われるサイズ。気を付けて!
  • 2020年8月(3)
札幌はお盆を過ぎると急に秋めいてくる。
ススキの輝きが増してきた。
     ※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。
コロナ禍ですが、今年も札幌に行ってきました。           20/8/18
 こんにちは、阿部秀之です。お盆休みが終わりましたね。みなさんはいかがお過ごしでしたか。
今年は帰省や旅行に行った人は少ないようです。飛行機や新幹線の乗客数は減少。高速道路の渋滞も、たいしたことはなかったとニュースで見ました。私は夏には札幌へ行くのが定番です。そして今年も行ってきました。行く前はコロナ禍で行っていいものか、ずいぶんと迷いました。行ってからも10日程はホテルで過ごして外食は控えるといった「感染をしない、させない」対策は徹底的にとりました。

 本来なら夏の札幌は、北海道新聞の花火大会、ジャズフェスティバル、すすきの祭りなど、多くの
イベントがあるのですが、今年はすべて中止。観光客だけでなく、札幌市民も楽しみにしていた大通
公園のビアガーデンも中止になりました。それでも札幌に行って良かったなと思います。それはなんといっても過ごしやすいからです。北海道と東北の一部を除いて日本中が梅雨明けからずっと続く暑さ。特にここ数日は体温を超えていますね。8月17日に35度以上を観測したのが269地点。浜松市の41.1度には驚きました。最近はゲリラ雷雨もすさまじいです。

 それに引き換え、この夏の札幌は気温が30度を超えたのは数えるほど。気温だけでなく湿度も低いですから、日陰では涼しいくらいになります。まさに天然の防湿庫です。オリンピックのマラソンと
競歩を開催する予定だった8月8日には、来年のための実地検証が行われました。この日はとても涼しかったので、スポーツに最適の評価が出ました。

 毎年のように行っていて飽きないの?と聞かれます。確かに、新鮮味は薄らいできます。でも街は
生きていますから、いろいろな変化があって楽しいのです。また、変わらない楽しさもあります。札幌のあちこちの池で夏に楽しめるのは鴨やおしどりの子育てです。関東だとヒナを育てるのは5月上旬
だと思います。でも、札幌では6月からスタートして8月もヒナを育てている母鳥もいます。真夏でもそれほど暑くならないからだと思います。

 今回の滞在でずっと撮っていたのはこの2羽です。初めて見たときは母鴨の羽の下に隠れていましたが、1週間もすると羽の下には入れなくなりました。動きも素早くなり、カメラで追うのが大変になりました。大人になるまでカラスにつかまらないことを願っています。

 札幌はお盆を過ぎると急速に秋めいてきます。まだ日差しは強いですが、河川敷のススキが輝きを
増します。朝晩は半袖のシャツでは肌寒くなり上着がほしくなります。連日のように体温以上の気温を記録し続けている日本各地も早く秋が訪れるといいですね。それでは、また来月!

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